あんまり雨が続くので、 ばばばあちゃんが空に向かって 「ときどき　やすんじゃくれないかね」と言ったら、 あまのじゃくなカミナリたちは、 ますます雨をひどくした。 おこった、ばばばあちゃん。 だったらこっちにも考えがあるよ！と、 何やら思いついた様子…。 家中のまきを暖炉にくべて、 足りなくなったらガラクタもくべて…。 いったい、ばあちゃんの考えた方法はどんなもの？ 待望の雲の晴れ間は見えるのかな？

４月なのに雪が降り 「ふゆ」が去ってくれないので、 大好きなお昼寝もできない、ばばばあちゃん。 春を呼ぶためにいいことを思いついたようです。 おおきなラッパを持ち出してきて、 森に向かって吹くと、 まずは動物たちが目を覚ましてやってきます。 ばあちゃんは、かれらに大きな袋を持ってきて、 このふくろに 「大きな声で『もう春だよ』って」叫んでもらう。 さてさて、この袋を使うとどうなるでしょうか？