これはナイスだ！ あめふり特集に「なぜ、やかん？」とお思いでしょうが。 読むとわかるよ〜、一本取られたねぇ。 暑い暑いある日のこと、やかんやポット、 じょうろにきゅうすが顔をそろえて何やら始めるところ。 「まずは、からだをほぐしましょう」と 全員で体操をしたかと思ったら、 息を吸って、止めて、ためて、出して…。 ピーッ！　ていう音が画面から聞こえてきそうな感じ。 やかん達についてる顔が ビミョーに少しずつ違っていておもしろい。 色使いは豪快だけど、どこか暖かみがありますね。

落とし物大王の小学生の女の子、もみちゃん。 もみちゃんの学校の通学路には10本のもみの木があって いちばん校門に近い端っこの１本が教室の窓から見えます。 もみちゃんは、その木が クリスマスツリーみたいに飾りつけてあったら ステキだなって思っています。 さて、実はもみの木たちは風を起こして 通学路を通るこどもたちから こっそりいろいろなものをかすめとっています。 もちろん、もみちゃんの落とし物も木の上に。 でも、いちばん端っこの木はそんなことには興味がない。 それは教室を見ているだけで面白いから。 それを聞いた他の木は 「かわりに何かあげるから」と頼みこんで 順番に端っこを楽しむことにしました。 やがてクリスマスが近くなり…。 端っこと代わるたびにもらう品物が増えて だんだんいろんなものがくっつき、 もみちゃんの想像どおりに飾られるのがいいね。