ひいらぎ 森のホワイトクリスマス
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★作者 三輪裕子
★さし絵 中村悦子
★出版社 あかね書房
★データ 1992年11月刊
★ISBN 4-251-06150-0
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双子の兄妹サキとユウキは、二年前に母親を亡くして以来、 父親と一緒になんとか頑張って生活していた。 去年のクリスマスはお祝いどころではなかったが、 今年は少し落ち着いたので、前のように祝いたいと思っている。 クリスマス・イヴは、ふたりの誕生日でもあるのだ。 けれど、今年から仕事の忙しさが戻った父親の代わりに ふたりの面倒を何かと見てくれている佐久間さんが 「私の山荘に遊びに行かない?」と誘ってきて…。 実はサキは、佐久間さんと父親が再婚するのではないかと 薄々気がついていて、 最初は誘いを素直に受け入れられないのね。 母親との楽しい想い出がなくなってしまう気がして。 ユウキ君はドライな性格で(笑)別にかまわないと思ってる。 そこがまた現代っ子ぽくて、おもしろいところなんだけど。 結局、ユウキにつられる形でサキも山荘に出かけますが、 雪山について3人でクリスマスの用意をするうち、 だんだん打ち解けてくるのよ〜。 ちなみに佐久間さんは漫画家志望の女性で(^ □ ^) そこんとこ小道具が最後に効いてます。