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★作者 | 芦辺拓 |
| ★出版社 | 立風書房 | |
| ★データ | 2001年刊 | |
| ★ISBN | 4-651-42056-7 | |
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戦後すぐの大阪と、現代の大阪が行き来する不思議な話。 戦後篇は連続殺人事件、現代篇は誘拐。 最初は関係ないように思えた二つの事件。 過去の事件の関係者の影が、現代の事件に見え隠れしだして、 がぜん盛り上がってきます。 誘拐につきものの身代金の受け渡し方法もユニーク。 そうか、大阪なら、その手があったか！ つい地図を手にルートをたどってみてしまったわ。 戦後篇は混乱期の大阪の風物詩としても読める。 なにより、戦後の一時期、 大阪に「大阪警視庁」があったなんて、初めて知りました。