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★作者 | 東川篤哉 |
| ★出版社 | 東京創元社 | |
| ★データ | 2005年5月刊 ミステリ・フロンティア | |
| ★ISBN | 4-488-01714-2 | |
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本格ミステリの一分野といっても過言ではない“館もの”でーす！ 自らが建てた風変わりな六角形の別荘で死んでいた建築家。 しかし、墜落死をしたはずの遺体の下にはその痕跡がない。 彼はいったいどこから墜ちたのか？ いいですねぇ、離れ小島に建つ別荘。 遺産目当てに集まった血のつながらない兄弟たち。定番ですね。 時代設定が80年代にしてあるのですが、 これは「瀬戸大橋の建設」が事件に大きくかかわるから。 本当に意外なところで関係があるんですよ、これが。 文章が軽めで、地の文の遊びが結構あるので、 読みはじめたときは「メタミステリじゃないやろなぁ…」と心配になったのですが。 どっこい、ちゃんと真面目な動機とトリックでしたわ。 そういう方法か〜と納得しました。自分で体感してみたいです。 墜落はごめんだけど（笑） いやぁ、館ものは、まだまだネタがつきませんね（水野晴郎の声で）