鉄子セレクトで読んでみた、 「もし元官僚と元銀行マンが赤字鉄道再建に取り組んだら」 です。 いやぁ、経営学も経済学もかじったことないので何ですが、 これって意外と現実にやってもいいようなことを フィクションとして書いているのではないでしょうか。 田舎の赤字路線で、沿線乗客の増加が見込めないのなら、 観光客を呼びこむか、 沿線住民を増やすとこから手をつけるか。 もちろん、こんなにうまくいくとは思えないけれど、 意外と…使えそうなアイデアが、この本の中にある気がする。 ひとつの会社の再建ドラマとしても面白かったし、 やる気と能力はあるのに、 なかなか機会がなくてくすぶっていた人間の お仕事ドラマとしても面白く読めました。 　プロ野球選手にならなくても野球はできる。 　飛行機ですら 　お金があれば自家用機を操縦することはできる。 　でも、電車の運転だけはプロだけ。 　アマチュアでは電車を運転することはできないんです。 　（本文 210ページ　一部抜粋） そう言われてみれば、そうやな！ めっちゃ希少価値の経験なのね。