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★作者 | 東野圭吾 |
| ★出版社 | 文藝春秋社 | |
| ★装幀 | 装画：杉田比呂美、装幀：大久保明子 | |
| ★データ | 2001年11月刊 | |
| ★ISBN | 4-16-320540-3 | |
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フィンランドの小さな村で行われる、世界サンタクロース会議。 その年の冬、アメリカのサンタが引退を表明し、後継者をみんなに紹介します。 ドアの向こうから現れたのは… 実際に世界サンタ協会って、あるんですよね？ たしか、そこには世界中の“認定サンタ”が登録していて、 イメージにのっとった「正しいサンタ像」の普及に努めているとか。 この本の中でも描かれているように、 どうも白ひげで恰幅のいい白人のおじいさんを想像してしまいがちなサンタさんですが、 実は由来を考えると、そうでもないんですねぇ！ ちなみに、昔、英語かなにかの教科書で 「南半球のサンタ」の写真を見たことがあります。水着でサーフィンしてた（笑） さて、サンタ界・初の女性を認めるかどうかで紛糾する会議。 結局、決め手になるのは、心から子供を愛してるかってこと。 普通、挿絵は文章と完全に別物として置かれるけど、 これは上手い具合に文章と文章の間にはさまっていて、ちょっと絵本のよう。 クリスマスのプレゼントにぴったりです。