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Ｑ３、受胎告知だらけ 〈受胎告知〉とは、ようするにマリアが神様から「子供が産まれるよ」と言われてるシーンの絵なんですけど。 展覧会に足を運んでいるうちに、なんか増えてたので、おもしろいからまとめてみました。

	フラ・アンジェリコさん、やたらたくさん〈受胎告知〉描いてるみたいで。 これはプラド美術館に所蔵されているやつです。 フラ・アンジェリコ 『受胎告知』
	そして、お次はサン・マルコ修道院にある〈受胎告知〉です。 たぶん、私がナマで見たのはこっちだと…。 だからというわけではないが、こちらの方が柔らかくて好き。 フラ・アンジェリコ 『受胎告知』 1450年頃　フレスコ
	これまた、他とは印象の違う、はげしい〈受胎告知〉なり。 マリア様にとっては青天の霹靂ってできごとだから、 このくらいの衝撃ではあったかも？ エル・グレコ 『受胎告知』 1600年頃
	なんか、このマリア様、全然うれしそうじゃないよねぇ。 見ているほうの眼も、どっちかというとガブリエルにいっちゃうし。 百合は純潔の印だそ〜です。 ベルナルド＝ストロッツィ 『受胎告知』 1643〜44年頃
	めずらしく、マリア様だけの〈受胎告知〉です。 でも、尼僧院とかにこれがあったら、心強そう。 カルロ＝ドルチ 『受胎告知』 1653〜55年頃？　油彩・カンヴァス　52×40cm
	またまた嬉しそうでない系のマリア様。 ガブリエルと目線を合わせてないしぃ〜。 ダンテ＝ゲイブリエル＝ロセッティ 『受胎告知／見よ、われは主のはしためなり』 1850年　72.6×41.9cm