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★監督 | 本広克行 |
| ★脚本 | 十川誠志 | |
| ★音楽 | 松本晃彦 | |
| ★製作 | フジテレビ、東宝、他 | |
| ★データ | 2005年、日本、２時間７分 | |
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彼の余計なひと言が、事件の始まりだった…。 『踊る大捜査線』スピンオフ作品第一弾。 あ、でも映画に限らなかったら、 すでに『歳末スペシャル』とかのテレビ版もスピンオフなんじゃ…。 何かジャイアント・ロボの顔みたいなフロントを持つクモＥ４−６００。 こんな派手な電車にゃ乗りたくないけど、 広軌と狭軌の両方に対応できるって設定はすごい。 これって、将来本当に実現しそうなシステムだなぁ。 主役の真下が、ほぼズーッと地下の指令室から出ないんで、 ストーリーとしては密室劇にも近い味わい。 話が大きくなっても「あ、そう」みたいな、別にいつものテンションの真下。 でも、それがいい。その分、ハイテンションな新キャラの木島刑事が走る、走る。 なんだかんだ言って、さりげなく真下をフォローする、 実はいいひと（顔怖いけど〜） 私が『踊る』シリーズを好きなのは、 脚本の上手さもあるけど、やはりキャラの魅力ですね。 『８７分署』好きなんで…群像劇にはまっちゃうのよ。 ここからさらにスピンオフで、他の企画も可能ちゃうん？ってとこもある。 今回のそんなキャラは、片岡指令長。 『ローレライ』に続き、國村さん、いい味出してるなー。 あと、マニアがそのまま社員になっちゃいました〜な、ＴＴＲの矢野君も。 いや、しかし、これクリスマス・イヴの話やのに、なんで５月に公開？ ついでに不満が残るところは、やっぱりラスト、犯人との対決ですね。 ずいぶん引っ張ったわりには「え〜!?」って感じ。 「他の部分がおもしろかったから、まぁ、いいか」と自分に納得させましたけど。
★主な配役真下正義 ユースケ＝サンタマリア 木島丈一郎 寺島進 片岡文彦 國村隼 矢野君一 石井正則 熊沢鉄次 金田龍之介 柏木雪乃 水野美紀 小池茂 小泉孝太郎