町はクリスマスムード一色。 今日はバスに乗って、家族でおでかけです。 ところがお父さんは 子供たちが喜びそうな遊園地や動物園、 デパートの前でバスが停まっても、 降りる気配がありません。 さらに港を過ぎ、違うバスに乗り換え、 山を越えて着いたのは…。 本の上の部分が山状にカットされてて、 遊園地のページにあった観覧車が ずっと次のページでも見える！ のりもので移動するときって、 ほんとうにこうやって見えるよね。 そんなしかけも楽しい絵本です。 それから、背景もびっしり描き込んであるので、 最初は主人公の家族だけ追って、 次からは勝手に後ろの絵で 物語を作って遊べると思います。

こわがりな男の子レイ。 友だちはハロウィンの仮装を楽しみにしてるけど、 レイはおばけのことを想像しただけで、もうごめん！ そんなある夜、チビドラキュラに命令されて 人間の血を採りに来たおばけのシェイク。 なんと、こちらも、こわがりなおばけ。 こわがり同士で気があって、友だちになったふたり。 なんとかチビドラキュラをやっつけるべく、 力を合わせてハロウィンの準備に取りかかるのですが…。 おはなしパートにはさまって、 パーティ料理の作り方なども簡単に載っています。

学校で、ハロウィン用のかぼちゃランプを作る生徒たち。 仲良しのサリーのランプばかりみんながほめるので、 ジーナはヘソを曲げてしまいます。 ようやくできあがった自分のランプを持って 町に出かけたけれど、 もうみんなが通った後で、 だ〜れもお菓子をくれません。 そのとき、 道端で魔女の格好をした女の子とぶつかって…。 ホンモノのパーティに紛れ込んでしまったジーナ。 ガイコツのパズルやら、ゾンビピン倒しゲームやら、 おばけはおばけなりに ハロウィーンを楽しんでいるご様子。 そのうち人間の子どもなのがバレて逃げ出しますが、 無事に戻ってサリーと仲直りできるかな〜？

すっごく単純なのに、すっごくかわいいおはなし。 パンダのパンちゃんが、 おさんぽに出かけて帰ってくるまでの一日。 パンちゃんはでんぐりがえしがお得意なので、 おさんぽに行くのも、ぐるんぐるんと転がって行く。 転がる途中で体にひっかかった花や蝶を、 途中で会った友達に渡して、 パンちゃんはさらに、ぐるんぐるん。 何と言っても、この繰り返しが楽しい。 しかも、転がるパンちゃんの顔がまた、 本当に楽しそうなのよ〜！ 最後、マジで目を回してるし（笑） あえてモノクロで描かれたシンプルな絵も素敵。 ちなみに、おさんぼの行きは前回り、帰りは後ろ回りで。 ぐるんぐるん。