ハロウィーンで使う、かぼちゃをくり抜いたランタン。 あれを「ジャック・オー・ランタン」と言いますが、 それを元にしたおはなし。 どうしてジャックは ランタン片手にさまようことになったのか…？ へそまがりな、かじ屋のジャックさん。 近所の人たちに「悪魔みたいに」と言われるくらいの、 けちんぼ。 それを聞きつけた悪魔とその息子たちが、 ジャックをたずねてやってきますが、 ことごとくプライドを傷つけられて追い払われます。 物語もさることながら、挿絵がまた、 ポール＝ガルドンの手にかかると、 悪魔の方がかわいいくらい！ みんな表情豊か。 さて、悪魔を負かしたジャック。 ついにこの世での生を終え、あの世へと旅立ちます。 天国と地獄、どっちに行くのか？　行けないのか？ ちなみに、とっても古い本なので本屋さんにはないかも…。 図書館で探してみてね。