あるお屋敷のご主人が 大きな大きなクリスマスツリー用のもみの木を買ってきました。 大き過ぎて、お屋敷の天井につかえます。 そこで執事がてっぺんを少しだけ、チョキン！ 切った部分は小間使いに渡しました。 小間使いは部屋に飾ろうと思いましたが、大き過ぎて邪魔です。 そこでてっぺんを少しだけチョキン！ 切った部分は裏口に捨ててしまいました。 そこを通りかかった庭師は拾って持って帰りますが 家の飾り棚には少し大きいので、てっぺんを少しチョキン！ 切った部分は外に捨ててしまいました。 そこを通りかかったクマは拾って持って帰りますが 巣に飾るにはすこし大きいので、てっぺんをチョキン！ 切った部分は外に捨てて… どこまで小さくなるんだ！と途中で思いました（笑） しかも、小さいほうを「あげる」んじゃなくて 捨てたやつを誰かが拾うっていうのがいい。 おっ、こりゃいいのが落ちてた！てなもんですよ。 偶然の幸運なのがクリスマスっぽいかな…と。

ハロウィンに、かぼちゃのパイを作ろうと たねを植えて、だいじに育てた魔女。 ついに明日はハロウィンという日 畑にかぼちゃを穫りにいったところ なんと大きくなりすぎて、びくともしません！ それを見ていたゆうれいやドラキュラ、 ミイラ男たちが次々と 「まかせなさい」といって引っ張りますが ちっとも抜ける気配はなし。 最後にこうもりが飛んできて…。 『おおきなかぶ』のハロウィーン版かな。 絵柄も、パッと見、怖いかな〜と思ったけど 何回か読むとかわいく感じてきた（笑） おおきなかぼちゃのおかげで とってもおおきくできたパイを みんなで頬張るラストがほのぼの。