４、ハロウィーンの巨人事件
都会の学校から、アメリカの片田舎に引っ越してきたフェントン。
もうすぐハロウィーンなので、前の学校の友達・マックスを家に招くことにしました。
恐竜の発掘現場が大好きなフェントンは、
マックスが来たら一緒に発掘作業をしようと、わくわく。
新しく通い始めた学校の友人たちにも、早くマックスを紹介したくてなりません。
ところが、やってきたマックスは、この町の田舎ぶりにあぜん。
都会の学校がいかに素晴らしいかを吹聴し、フェントンをうんざりさせる始末。
その上、みんなで参加しようと言っていたハロウィーンの仮装パーティまで、
行かないと言い出すのでした。
新しい環境にすっかり順応しているたくましいフェントンと、
マイナスばかり目がいってしまう頭でっかちのマックス。
二人の子どもたち…とりわけフェントンの心の揺れがい感じ。
マックスのことが好きなのに、そのマックスが新しい友人となじもうとしない。
板挟みになって苦心する少年の気持ちが、すごくわかる。
ちなみに、いつ巨人「事件」が起きるのかと待ってたんですが、
別に「事件」というほどのことはありません（笑）
まあ、シリーズタイトルに合わせただけだろ。
７年も前に発行された本にしては綺麗なのよね〜。
あんまり貸し出しに出てないってことかなぁ。
もったいない。おもしろいよん。
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