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★監督 | 前田哲 |
| ★脚本 | 長谷川隆・前田哲・丑尾健太郎 | |
| ★音楽 | 佐藤Fisher五魚 | |
| ★製作 | 「陽気なギャングが地球を回す」制作委員会 | |
| ★原作 | 伊坂幸太郎『陽気なギャングが地球を回す』 | |
| ★データ | 2006年、日本、1時間32分 | |
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「ロマンはどこだ！」 原作とは少し話が（ラストも！）変えてあるので、 原作を読んだ人も楽しめるし、映画を観た人にも原作を読んでほしいな〜。 映像的には、かなり遊んでます。 ストップモーションとか、画面のアニメっぽい切り替えとか。 だって、銃口がハート型よ!? ありえねぇ…。でも、それがこの物語には合ってる。 ただ、原作はだいたい４人均等に比重がかかってたのに、 映画は「嘘を見抜く名人」成瀬がメイン。 なんか雪子にラヴな感じだったし。 そのぶん各々の背景にある物語が削られて、うまく映画サイズの時間に収まってました。 銀行強盗をするたびに服のイメージを統一する、というネタも楽しかった。 フィルムノワールっぽい服から、サイケ？な服まで。 まぁ、これも強盗犯の顔に注意を向けさせないための作戦なんだ。 どれも、すごくカッチョいい。 特に成瀬は公務員という設定で、そのダサダサな事務服とのギャップがすごい。 雪子は何を着てもスタイリッシュ。 久遠も良かったな〜。 演じる松田翔太は、兄ちゃんより独特のオーラは薄いけど、 ちょっと「不思議くん」な雰囲気も残しつつ、 イマドキの学生でとても久遠のイメージに合ってた。 そして、ザ・ステロタイプ・ギャングな響野。 バックに「レザボア・ドックス」のＢＧＭかかってそう（＾−＾；） めっちゃはじけてますやん。ええわ〜♪ いやぁ、みんな楽しんでるねー！って映画でした。 別に見終わっても考えさせられることとか何もないけど（笑） いいんじゃない？ それも映画の楽しみ方のひとつだよね。
★主な配役響野 佐藤浩市 成瀬 大沢たかお 雪子 鈴木京香 久遠 松田翔太 地道 大倉孝二 祥子 加藤ローサ